「クロスワードキング」2018年2月号の第三弾（Q23～33）です。前回までの記事は以下リンク先をご覧ください。
・その1（Q1～11）：【ペンシルパズル】クロスワードキング〔2018年2月号〕を解いてみた（その1） - 紙のみぞ知る
・その2（Q12～22）：【ペンシルパズル】クロスワードキング〔2018年2月号〕を解いてみた（その2） - 紙のみぞ知る
各問題の説明
Q23：クロスワード（出題者：朱里さん）
キーに二つの単語が漢字表記で並んでいて、どちらか一方が正しいワードになります。テーマは「鳥」。誌面上の難易度は、5段階で「2」。
問題サイズ：10×10
所要解答時間：2分20秒
辞書使用回数：0回
寸感：「椋鳥」は街の中でもたまに見かけますが、大量に飛んでいる光景は少し不気味です。
Q24：クロスワード（出題者：町田裕 さん）
キーの一部が有名人のアナグラムになっており、二重マスを埋めると出てくるヒントを元にその名前を答えます。誌面上の難易度は、5段階で「2」。
問題サイズ：14×14
所要解答時間：6分20秒
辞書使用回数：0回
寸感：二重マスを含むキーだけでなく、ある程度アナグラムに関わるキーも答えなければならないので、解くのに若干時間がかかります。
Q25：三字熟語ネットワーク（出題者：新田正純 さん）
空欄を含んだ三文字熟語が並んでいるので、各空欄にリスト内の漢字を入れて熟語を完成させていきます。また、線で結ばれた空欄は同じ漢字が入ります。誌面上の難易度は、5段階で「3」。
問題サイズ：作成熟語数→61、リストの漢字数→69
所要解答時間：13分10秒
辞書使用回数：0回
寸感：今回のパズルは、一つの熟語そのものから分かるパーツが「？曜？」と「？？鍋」くらいしかありません。むしろ、「【Ａ】【Ｂ】室」と「【Ｃ】窓【Ａ】」の双方に共通する【Ａ】の文字は何か、というように連想しながら解いていく方が効率的です。
Q26：クロスワード（出題者：浅野久美 さん）
三つの小さなクロスワードを解いていきます。誌面上の難易度は、5段階で「1」。
問題サイズ：（7×7）×3個
所要解答時間：2分40秒
辞書使用回数：0回
寸感：特につまづくところもなく解けました。人によっては、①タテ13のキー「はんこを彫ること」と、①ヨコ18のキー「三角関数の余弦」が難しく感じるかもしれません。
Q27：クロスワード（出題者：清水コーイチロー さん）
漢字のみで説明されたキーを答えていきます。誌面上の難易度は、5段階で「2」。
問題サイズ：10×10
所要解答時間：2分50秒
辞書使用回数：0回
寸感：タテ22のキー「二者生還安打」と、ヨコ15のキー「無訪問的通過」に少し戸惑いましたが、あとは問題なく解けました。なお、キーに頻出する「的」は中国語では主に「～の」という所属・所有の意味を表します。日本語風に「～的な」と訳してみてしっくりこない時は、上記もお試しください。
Q28：クロスワード（出題者：秋月ゆうき さん）
「緑・グリーン」をテーマにしたクロスワードです。誌面上の難易度は、5段階で「1」。
問題サイズ：10×10
所要解答時間：2分40秒
辞書使用回数：0回
寸感：数年前まで「ゴムノキ」を育てていたことを思い出します。寒さ・乾燥ともに強く日陰に置いてもほとんど問題無しの優等生で、ずぼらな俺にも最適でした。引越しする時に知人へ譲りましたが、今も元気にやってるんでしょうか。
Q29：シークワード（出題者：PORO さん）
お城や倉など風情のある町がリスト化されています。誌面上の難易度は、5段階で「1」。
問題サイズ：11×11（シークワードリストの言葉は35種類）
所要解答時間：12分20秒
寸感：いやはや地名が読めない読めない。「角館」（秋田）、「登米」（宮城）、「三州足助」（愛知）、「出石」（兵庫）、「日南飫肥」（宮崎）……。勉強させていただきます。
Q30：アロークロス（出題者：田嶌幸代 さん）
人体に点在する「ツボ」に係るキーが続出です。誌面上の難易度は、5段階で「3」。
問題サイズ：18×27
所要解答時間：3分30秒
辞書使用回数：0回
寸感：ここ最近肩こりがひどいので、「肩井」のツボを意識するようにします。
Q31：クロスワード（出題者：ウルトラセイヤ さん）
「香り」をテーマにしたクロスワードです。誌面上の難易度は、5段階で「2」。
問題サイズ：14×14
所要解答時間：1分30秒
辞書使用回数：0回
寸感：一応テーマは上述の「香り」ですが、キーに占める割合は比較的小さく全分野から幅広く出題されています。
Q32：点つなぎ（出題者：天見くれあ さん）
点を線でつないだ後に出てくる熟語を答えます。テーマは「やすらぎの境地」。誌面上の難易度は、5段階で「1」。
点の数：137
所要解答時間：2分10秒
寸感：今日は休みがとれたので、湯船へ浸かりに風呂屋にでも出かけましょうかね。
Q33：スケルトン（出題者：伊藤美由紀 さん）
一部がふたまたに分かれたスケルトンです。リストから完成された言葉を選ぶのではなく、以下の例のように文字を推理して埋めていくタイプなので、感覚的にはナンクロに近いかもしれません。
例：「カタ【1】タ【2】」と「セン【1】ク【2】」の2種類が平行して書かれていて、【1】と【2】は共通のマス。推理すると「肩たたき」と「洗濯機」が思いつくので、【1】のマスに「タ」、【2】のマスに「キ」を記入する。
誌面上の難易度は、5段階で「1」。
問題サイズ：13×16（単語の総数は28×2種類）
所要解答時間：2分20秒
辞書使用回数：0回
寸感：「？ングセラ？」や「？？トウダラ」、「？ベツカ？」など、3文字以上が固まっている部分から着目していくのがセオリーかと思われます。
（Q34以降は、「その4」に掲載します。）
