株式会社パズルメイト発行、「クロスワードメイト」の2018年1月号です。
前回まで解いていた「クロキン」と相違点も見つけつつ、解いてみました。
冊子全体の内容
◎概略
定価:490円(税込)
発売日:2017年11月27日 (ちなみに2月号は、昨日発売されたようです。)
懸賞応募締切日:2018年2月13日(最大79日間)
応募方法:郵送またはWEB
◎問題数:全60問
(内訳)
クロスワード:38問
条件・間違い探し:7問 ※ 漢字の間違い探し(漢字アート)を含む。
スケルトン:6問 ※ アロースケルトンを含む。
アロークロス:4問 ※ アロースケルトンを含む。
点つなぎ:2問
その他(シークワーズ、メイズ、ツメクロスなど):1問ずつ
『メイト』は『キング』と比べて「クロスワード」パズルの掲載割合率が高く、クロスワード誌として王道な印象を受けます。また、まちがい探しや条件探しなどのイラスト系も多く、パズル解答の合間の箸休めにも最適。
ただ、ナンクロや漢字熟語パズル、ナンプレなど難度が高めになりがちな種類のパズルはほとんど無く、ペンシルパズルがオールラウンドで得意な方には若干物足りないかもしれません。(今号だけかもしれませんが。)あくまで「クロスワードをのんびり楽しみたい」人向けかと。
各問題の説明
Q1:トリプルパズル(出題者:麻田剛立 さん)
クロスワード、スケルトン、アロークロスを全て解いて、解答します。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:
クロス:8×8
スケルトン:15×11(単語の総数は27個)
アロー:12×12
所要解答時間:6分
寸感:スケルトンのリストに似たような名前が多く、やや手こずるかもしれません。(特に右部分)
Q2:クロスワード(出題者:コガマチ さん)
映画「DESTINY 鎌倉物語」に因んだキーが目白押しです。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:10×10
所要解答時間:11分
辞書使用回数:1回(目立つように書くことを「特筆○○○○」)
寸感:原作の西岸良平が描いたもう一つの代表作『三丁目の夕日』に登場したガリ版の話が好きでした。
Q3:アロークロス(出題者:松川敏浩 さん)
マスに入る言葉の一部に、うどんの具材が含まれています。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:16×22
所要解答時間:3分
辞書使用回数:0回
寸感:先月、揚げ玉がのったうどんのことを「たぬき」というか「ハイカラ」というかで大論争していた人たちを見かけました。別にどっちでもいいじゃない。そんなことを思いながら、俺はきつねうどんの揚げ抜きをすすっていました。
Q4:クロスワード(出題者:コガマチ さん)
高速道路がテーマのクロスです。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:9×9
所要解答時間:2分
辞書使用回数:0回
寸感:タテ15のキー「果実を乾燥させてタワシに」で難儀しました。「亀の子タワシ」じゃなくて、お風呂にあるそっちのタワシですね。
Q5:(出題者:クラシエ)
漢方薬「八味地黄丸」に係る健康をテーマにしたクロスワードです。(ちなみに冊子の裏表紙にもこの薬の広告が載っています。)誌面上の難易度は、3段階で「3」。
問題サイズ:8×8
所要解答時間:4分
辞書使用回数:0回
寸感:全てのキーが見事に「八味地黄丸」関連のみ。業者さんのプッシュが凄い。ただ評判は悪くないらしく、不妊治療(男性)や末端冷え性にも一定の効果があるそうです。
Q6:クロスワード(出題者:結城靖高 さん)
ミュージアムに係るキーが頻出です。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:12×12
所要解答時間:4分
辞書使用回数:0回
寸感:トロイア戦争の遠因となったフルーツなんてあったんですね。勉強になります。
Q7:クロスワード(出題者:松川敏浩 さん)
アニメと絵本、それぞれのテーマとなっている二つのクロスワードを完成させます。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:(7×9)+(7×9(変形))
所要解答時間:2分
辞書使用回数:0回
寸感:アニメのパズルは、その内容を知らなくてもキーの文脈から解けるものが大半。親切設定です。
Q8:クロスワード(出題者:MARIO さん)
リノベーションを軸としたクロスワードです。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:13×13
所要解答時間:2分
辞書使用回数:0回
寸感:ここ最近「リノベーション」という言葉を耳にするようになりましたが、「リフォーム」とは何が違うんでしょう? 賃貸暮らしには縁の無い話ですが。
(Q9以降は、「その2」に掲載します。)