もやっと始めます。今回は学術系の用語が多めで、そこそこ難しいです。
Q0(例題)
以下のキーを解読して、4つの黒マスを持った縦4×横5のクロスワードを組み立ててください。
【タテ】
A:国語・算数・○○・社会(2文字)
B:石焼きやふかしなどの食べ方がある○○○イモ(3文字)
C:煙が出てくるサンタクロースの入り口(4文字)
D:ウマやウサギが大好きな野菜(4文字)
【ヨコ】
E:シャツなどの首回りについている衣服の部分(2文字)
F:東の反対は?(2文字)
G:オリンピックは○○○することに意義があります(3文字)
H:お神輿を担いでワッショイ!(3文字)
I:空港で見られるジャンボ○○○○機(4文字)
A0(答え)
ニ | シ | エ | リ | |
ン | サ | ン | カ | |
ジ | エ | ツ | ト | |
ン | マ | ツ | リ |
A:理科 B:サツマ C:煙突 D:人参 E:襟 F:西 G:参加 H:祭り I:ジェット
文字数の多い言葉から埋めていくと解きやすいと思います。
それでは、本番です。
Q10
以下のキーを解読して、5つの黒マスを持った縦4×横5のクロスワードを組み立ててください。
【タテ】
A:液体(4文字)
B:人頭税(3文字)
C:τ(2文字)
D:転義(2文字)
【ヨコ】
E:反則負けの手前(3文字)
F:『芋茎』(3文字)
G:涸れ川(2文字)
H:ivy(2文字)
I:酒・奴・汗(2文字)
J:分と毛の間(2文字)
(↓↓以下、答えです↓↓)
A10
ワ | ジ | リ | ン | |
ズ | イ | キ | ||
ヒ | ヤ | ツ | タ | |
ユ | シ | ド | ウ |
A:リキッド B:ジズヤ C:タウ D:比喩(ひゆ) E:指導(しどう) F:ずいき G:ワジ H:蔦(ツタ) I:冷や(ひや) J:厘(りん)
【一口メモ】
- Cの「τ」は19番目のギリシア文字。皆さんご存知アルファベットの「t」(ティー)は、この「τ」が発祥です。個人的には24あるギリシア文字の中で、最もマイナーなヤツだと思っています。πやα、βあたりは知名度高いし、ψ(プシー)やω(オメガ)は顔文字の常連だし、ξ(クサイ)は文字の発音と形が特殊すぎて逆に有名だし……。
- Dに登場する転義(てんぎ)とは、ザックリいうと比喩の学術用語です。修辞法の世界ではこの転義の分類もメタファーをはじめとして多種多様にあるようですが、筆者自身よく分かっていませんのでここでは割愛します。
- Eの「指導」は柔道の用語で、IJFルールでは3回、講道館ルールでは4回指導を受けると反則負けとなります。これまではIJFルールも講道館と同じく4回で反則負けしたが、2017年にルールが改正されたのに伴い現在は3回に変更されたそうです。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。