クロスワード誌「クロスワードランド」の5月号、解説はじめます。いつもどおり締切りが早い「早解きパズル」から先に解いていきます。
冊子全体の内容
◎概略
定価:490円(税込)
発売日:2018年3月27日
懸賞応募締切日:
【通常】2018年6月10日(最大76日間)
【早解きパズル】2018年4月15日(最大20日間)
応募方法:
【通常】郵送またはWEB(ただしWEBの場合、10問までの応募制限有り)
【早解きパズル】専用はがきに記入して郵送
◎問題数:全60問
(内訳)
クロスワード:39問
ボナンザグラム:5問
アロークロス:4問
スケルトン:3問
ツメクロス:3問
ナンクロ:2問
2字熟語クロスワード:2問
その他(ナンプレ(数独)、ラビリンストーリー、推理パズルなど):1問ずつ
出題傾向は、前号・前々号から大きな変更はありませんが、クロランでは数少ない理系パズルの「推理パズル」が新たに登場します。
以下の解説には出しませんが、この「推理パズル」は覆面算といった小技も入れ込まれていて、なかなか解きごたえがありました。
各問題の説明
Q60:クロスワード(出題者:石田竹久 さん)
日本の名城をテーマにしたクロスワードです。誌面上の難易度は3段階で「2」。
問題サイズ:12×12
所要解答時間:1分50秒
辞書使用回数:0回
寸感:気にかかったキーは、
- 樽や桶の外側を堅く締める輪(2文字・タテ2)
- 現存天守の城内の上を目指すには、急角度の○○○○を上るのがつきもの(4文字・タテ18)※ 3文字目は「ダ」
- 北陸地方で唯一天守閣が現存するのは、○○○県の丸岡城(3文字・ヨコ4)
Q4:クロスワード(出題者:モユマ さん)
昭和の懐かしい思い出を総動員して答えます。誌面上の難易度は3段階で「2」。
問題サイズ:11×11
所要解答時間:5分
辞書使用回数:0回
寸感:記憶を掘り返すのに時間がかかりました。気にかかったキーは、
- 『また逢う日まで』でレコード大賞を受賞した尾崎紀世彦。愛称は何だった?(3文字・タテ26)
- 角界初の外国人関取となった彼のしこ名は?(5文字・タテ34)
- 西田佐知子が歌って大ヒットした『コーヒー・○○○』(3文字・ヨコ12)
- 「メロンボール」、「ホームランバー」といえば、どんな食べ物?(3文字・ヨコ39)
Q6:クロスワード(出題者:津内口真之 さん)
クロスワードのキーがアナグラムになっています。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:11×11
所要解答時間:2分20秒
辞書使用回数:0回
寸感:アナグラムのヒントも少し捻ったものが多く、解きごたえがあります。さて、気にかかったキーは、
- ヒント:輪 「モ・チ・ト・ダ」(タテ14)
- ヒント:恋慕 「ウ・ソ・ケ」(タテ21)
- ヒント:嘘 「ト・リ・ゴ・ツ・ワ・イ」(ヨコ30)
- ヒント:顔「ナ・チ・ハ・ダ・メ」(ヨコ37)
Q10:クロスワード(出題者:うさお さん)
金運アップのお財布術に関するキーが多く出題されます。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:11×11
所要解答時間:2分40秒
辞書使用回数:0回
寸感:何よりもまずは財布の整理整頓が金運アップの秘訣なんだそうです。整理整頓は大の苦手分野ですが、取り急ぎお札の向きと種類だけは揃えました。さて、気にかかったキーは、
- 和装用下着(4文字・タテ14)※ 1文字目は「コ」
- 後になるほどよくなってきます(5文字・タテ28)※ 1文字目は「シ」
- 間は目地(3文字・タテ32)※ 3文字目は「ル」
- お金の流れを記すスキル(2文字・ヨコ17)
Q11:クロスワード(出題者:ZIZO さん)
4月14日の「フレンドリー・デー」にも因んだ友情に関するクロスワード。誌面上の難易度は、3段階で「2」。
問題サイズ:12×12
所要解答時間:2分20秒
辞書使用回数:0回
寸感:難語がやや多く、体感的には難易度は「3」でもいいような気がします。気にかかったキーは、
- 友人はおしゃべりが上手、まさに○○○○に水だ(4文字・タテ20)
- 仏教の楽園(4文字・ヨコ21)※ 1文字目は「ジ」
- 大分県名産のかんきつ類(3文字・ヨコ22)※ 2文字目は「ボ」
- IoTは、○○のインターネット(2文字・ヨコ44)
(中編は、4月9日に掲載予定です。)